「はじめに言葉ありき」の1文から学べる重要なこととは?

目安時間 4分

はじめに言葉ありき。

という非常に有名な文があります。

これは、非常に重要な響きを持っていると思いませんか?

はじめに神があった、とは書かれていないんですよ。

神という概念も、言葉があったから理解できるというわけです。

大ベストセラーとなった、ナポレオン・ヒルの
「思考は現実化する」という本やその他多くの本でもよく取り上げられるように、

発する言葉、思いを巡らすときに、どのような言葉を使うかというのは、
私達の人生にダイレクトに影響を与えます。

語る言葉に極めて注意深くなければならないということです。

思うに、思考が現実化する、というのも、まぁいいのですが、

思考をめぐらしていれば、目の前で起こっている事象に対して気付けるようになる、という解釈も有りなんじゃないかなぁと思います。

いずれにせよ、常にポジティヴな捉え方で表現する方がいいです。

もちろん、状況によって違いますよね。

今日は嬉しいことが3つもあった!やったね!

と考えるか、

今日は嬉しいことが3つしかなかった!残念!

と捉えるかで、幸福度というのは大きくかわってきます。

同じ3つでもこんなに違うのです。

でも、いつもポジティヴに捉えるべきか、というとそうでもないです。

客観的に判断して、それが現実的に妥当なものなのかどうかは、状況によって変化しなければならないです。

例えば、

コップにお水が半分も入っている!やったね!

と喜ぶ人と、

コップにお水が半分しか入っていない!残念!

と悲嘆する人が居たとして、

「ポジティヴに捉えましょう」ということで、「半分も入っている!やったね!」と喜ぶようなことが

いつも通用するとは限りません。

極端な例でいうと、半分の水が入ったコップを持っている人が、
砂漠に居るときの話であれば、
近くに水を得る手段がまったくないという状況なのであれば、
緊急に何かの手を打たなければ、文字通り死んでしまいます。

食べ物は40日位食べなくても生きていけますが、

水は、数日飲まなければ、人間は死んでしまいます。

なので、いつも客観的数値をポジティヴに捉えるというのが良いというわけでは無いということは
よくおわかりいただけることかと思います。

それでも、普段の思考は、ポジティヴな表現を使った方が、気分も晴れやかになります。

美しい、嬉しい、楽しいということを常に考えていれば、目の前で起こっている事象に関して、
美しく、嬉しく楽しい事象について、どんどん気付けるようになっていきます。

というわけで、誰か人のことを悪くいったりするようなことなく、
寛大に与える精神に富み、楽しい人生を送っていけるようにしようではありませんか。

今日も最後まで読んでいただき有難うございます。

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