相手にわかる言葉を使おう、でも試験勉強のときは要注意
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以前私は、英語の表記や、日本語の表記に関して、こだわりがあり、
文法的に正しい表現、
英語の発音に近い言葉を使おうとしていた時期があります。
メール→メイル
フルネーム→フルネイム
などですね。
でも、これをやると、その表現に慣れていない人達からすると、
非常に読みにくいらしいんですよね。
それで、変なこだわりは捨てて、一般大衆にも理解されやすい言葉を使うようにしました。
これは、試験勉強においても、非常に重要です。
なぜなら、分野によって、言葉の定義が異なるからです。
使用して良い単語と、使用してはいけない単語が、試験範囲によって異なります。
同じ言葉でも、使う分野によって、意味が異なります。
言葉の定義をしっかりせずに、勉強してしまうと、途中で必ず意味がわからなくなります。
意味がわからなくなると、必ず試験でも点数が取れなくなってしまいます。
今日もビジネスミーティングをしていて、その点を指摘してもらって気づいたのですが、
勉強を極めていくと、一般大衆の人達が使用する言葉と、
自分が普通に使用する言葉に乖離(かいり)が必ず生じてきます。
例えば、「善意の、善意で」という言葉がありますよね。
日常の会話で「善意の、善意で」というと、「良い意図を持って」ということを意味します。
これに対し、法律的には、特に、特許関連の法律用語的としては、これは、「知らずに」ということを意味します。
このように、同じ単語でも、使用される状況が異なると、意味が変わってくるので、
特にその分野を学び始める時には、言葉の定義を重点的に学ぶことが必要になってきます。
言葉の定義が重要というのは、当たり前のようで、見逃されがちなことなので、
試験勉強をするときに、意識してみるようにしてみてくださいね。
有難うございます。