ピアノを弾いたら記憶力を上がるって本当なの?
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ピアノを弾いたら記憶力を上がる?
手っ取り早く記憶力上げたくないですか?
だったら、ピアノを弾きましょう。
ピアノを弾くメリットとは?
ピアノを弾くと、複数の点でメリットがあります。
まず指手を動かすので、脳が活性化されます。
音程がわかるようになるので、記憶しなければいけないことを歌で覚えられるようになります。
楽譜には拍子があるので、それを理解しようとして、自然に算数に強くなります。
4拍子とか、8分の3拍子とか、数を数えるのが特にになります。
半拍とかシンコペーションとか、2拍3連拍がどういうものか、自然と教えられて身につくようになります。
ピアノは、始める敷居が低い
また、ピアノは、鍵盤を指で押さえれば、とにかく音が出ます。
これってスゴイことなんですよ。
ギターだったら、まず、音を出すために調弦しないといけないですよね。
トランペットふこうと思ったら、食べ物食べたあとは吹けないですし、
バイオリン弾こうと思ったら、正しい弦のこすり方を習得しなければいけないですよね?
ピアノはそういった、「やろう!」と思うけど、「やっぱり、、、」という障壁が(基本的に)ない。
打楽器のように、バチもいらないです。
しかも、音程が一覧表になっていて、図示して明示してある。
「ド」のキーを押したら、「レ」がなるとか、ないじゃないですか。
(トルコの電子楽器は、普通にあるので注意が必要です。(苦笑))
なので、ピアノは、小さな一歩が、非常に踏み出しやすいのです。
毎日の小さな目標を持ちましょう。と、かねてからお伝えしているとおりですが、
ピアノは、蓋を開けて、布を取っ払ったら、とりあえず、鍵盤は鳴らせるんですよね。
学生時代、時間があるときにテレビなんか見てないで、
もっとピアノ練習しとけばよかったなぁと思います。
ピアノが弾けたら、他の楽器への応用も非常に楽ちんです。
まず、楽譜が読める。リズムが取れる。音程がわかる。
などなど。
ピアノと英語など、語学との関係
楽譜が読めてピアノ引けたら、語学習得にも実は非常に有利なんですよ。
なぜかって、これは、語学習得理論に詳しい人なら知っていると思いますが、
言語って、アクセントが重要なんですよね。
一般に、アクセントにも2種類ある。強弱と高低。
で、ピッチの高低(声の高さ低さ)って、例えば英語の場合、普通2段階で表現しますが、
英語を含めて、どの言語でも、たいてい3段階以上あります。
でも、一般的に、言語を教えるときには、2段階でしか教えない。
英語の辞書見てみてくださいよ。アクセント記号の上のチョンって、一種類(2種類)しか無いじゃないですか。
第1アクセントと第2アクセント。
第2アクセント記号は第1アクセントほどの強さがないっていうだけの話であって、
英語の音程の高低を3つ以上で表現しわけている辞書って、見たことがないです。
中国語には4声あるから、当然それは表現しわけられていますが、
他の言語では、ほとんど音程の高低を3種類以上で表現しわけることがないです。
それだから、音の高低を間違って、通じないんですよね、実は。
ペルシャ語とかでも、3つの音の高低を使い分けないと、通じないです。
(ペルシャ語って何語やねーん!って突っ込まれるかもしれませんが、
ペルシャ語は、イランで主に話されている言葉です。
ペルシャ語では、アラビア文字+4文字を使い、文法は英語と似ています。
語彙はアラビアとトルコ語ととても良く似ていて、重複しているものもたくさんあります。)
ペルシャ語を習うときも、英語を習うときも、中国語を習うときも、日本語を教えるときも、
5線符を頭に入れて音程の高低を学べば、周りの人の数十倍の速さで語学を習得できるようになります。
あと、手指というのは、ものすごく神経が複雑に入り組んでいて、手指を動かす脳みその神経は、
運動神経を統括する神経のかなりの部分を占めています。
(医学、薬学領域では、解剖学でペンフィールドの脳地図というのが出てきたかと思いますが、あれです)
それだけ複雑な動きをできるようになるために、統率部位が大きい、広いということですね。
なので、手を動かしながら何かを覚えるというのは、マッスルメモリーとの相乗効果があって、とても覚えやすくなるんですよね。
というわけで、頭をよくしたかったら、とりあえず、ピアノを弾きましょう。
ピアノを弾くなら先生に習おう
ピアノを習ったことがなかったら、音大を出た先生に習ったほうがいいですよ。
最近は、音大に来る学生が減ってしまい、
「音大入学生でも、ソルフェージュを教えないといけないというようなこともある、、、」
って音大の教授が嘆いていたこともあるそうですが、
いずれいせよ、頭をよくしたかったら、とりあえずピアノ弾きましょ!
昔は、ピアノって言ったら、女の子のものっていう感覚があったかもしれませんが、
芯のあるしっかりとした音を出そうと思ったら、
やっぱり、男のおっきなごっつくて骨太の指で、ガツーンと弾かないと、その音が出ません。
なので、男の子でも、ピアノ弾きましょう!
ああ、中学校の合唱祭でピアノの伴奏して賞を取ったのが懐かしい。