雨が降ろうが槍が降ろうが、全部自分のせい?
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Each one will carry his own load.
(ひとりひとりが、それぞれが自分の荷を負うのです。)
人はとかく、なんでも悪いことの原因を人のせいにしがちです。
というのも、我々人類全員は、初めから、悪いことの原因を人のせいにしてきた夫婦の子孫だから、
DNAにその傾向は引き継がれているのです。
夫は、妻がこの実をくれたから食べたのだ、といい
妻は、蛇がこの実をくれたから食べたのだ、といい、
その罪の影響は、6000年以上経った今でも我々の実社会に及んでいます。
そうではあっても、何が起こっても自分のせい、というふうにして行動していくほうが、結局うまくいきます。
例えば、資格試験の勉強をするにあたって、山を張ったとします(出題される問題の予想を立てて、それ以外は勉強しないこと)。
その山を張るにあたって、参考書の意見を取り入れて、予想と立てたとしましょう。
まず、その前にですが、ほとんどの試験の場合、大なり小なり山を張るということは必要です。
(試験範囲を全部勉強してから受験に臨むというのは、時間的に不可能ですから。
出題されるであろう問題の重要度に応じて対策を取ることは、何においても必要不可欠です。)
そして、実際に試験をうけてみると、その参考書のいう『山』が外れたとしましょう。
(実際にはよくあることです)。
このときに、人のせいにするか、しないかで、合格への到達率は大きく変わってきます。
外れても、その参考書を選んだのは、自分の選択ですよね?
自分で選ばなくて、その参考書の使用が、塾や学校指定だったとしても、その参考書を使用し続けるという選択をしたのは、
自分ですよね?
なので、結局、自分の実に降りかかる結果というのは、自分の選択による結果なのです。
シロアムのように塔が倒れてきて怪我を負ったとしても、塔が倒れて来るようなところに歩くという選択をしているのは、
その本人なのです。
今では、体に取り入れるものに関して、真理真実を報道してはいけないことになっているものが多すぎます。
それを取り入れて、政府が金額的に保証するからといって、自分の体を売り払ってしまっていいものなのでしょうか。
例えいくら支払われたとしても、そこに費やした時間、労力、エネルギー、リソースなどは戻ってきません。
なので、判断をするときには、人のせいにするのではなく、全て自分で責任を取れるように調査して決断するようにしていきましょう。
情報の出どころはどこなのでしょうか。
例え自分が信頼をおいている人が言っているとしても、
すべてのことを調べるということは、絶対に必要不可欠です。
鵜呑みにして、信じてはいけないのです。
参考書のいうように、資格試験の受験勉強として、山を張ることがあっても、その理由や、背景をよく調査し、
自分でその責任を取るんだという意識で対策を取れば、必然的に、その山が外れたとしても大丈夫なように、
守備範囲を適度に広げる勉強をすることになるでしょう。
そこで、優先順位を付けていきながら、ベストエフォートとして試験時間に回答できるように対策をとることによって
自分がその試験に合格する確率は、どんどん上がっていきます。
私も社会人になってから、このことを徹底するようになってから、
頭のイカレタお客さんを相手にしなくてよくなりました。
こちらが発信する内容が自己責任であるように覚悟を決めたのが自然とクライアントに伝わり、
人のせいにしようとするマインドの人がよってこなくなったからなのだろうと推測しています。
何かで損失を負うことは辛いですが、それを人のせいにして、訴えてそこで損失の補填をしてもらったとしましょう。
でも、それで、終わりですよね。
そうではなくて、損失を負うようなことに自分の判断で決定しているのだから、損失を負うような決定をしないようにするというマインドで
ビジネスを回していくことができるようになっていったのです。
まだ、自分で全責任を取るべきだという認識に甘い頃、
慣れない外国の地で、現地人と共同で宿泊ビジネスをやろうとして、私は失敗した経験があります。
その時に、数百万円騙し取られたんですよね。
現地人のいうことを信じてしまって、あまり何も考えないままお金を出してしまったのです。
自分でその決定の責任を取る必要があるという認識がなかったのです。
でも、そこで私は痛い教訓を学びました。
例え誰がなんと言おうと、結局、自分の身に降りかかる結果の影響は、自分の決定によって生じるのである。
という基本的な真理真実の原則でした。
人柱となって、私が経験しておいたので、皆さんは、その苦い経験をしなくて済むようにしていただければ幸いですね。
もちろん、リスクを追わないと、発展もありません。
なので、自己責任で、リスクを覆う、つまり、致命傷を追わない程度に、いつも小さく細かくテストすることが必要になってくるわけです。
「どの参考書にしようか、どの問題集にするか」ということを決めるときにもこれは使えます。
例えば、私が消防設備士の全類の試験勉強をしたときは、市販されている書籍を全て買いました。
今日もまた、このメルマガを執筆する前に、別の高額のオンラインセミナーに参加していたのですが、セミナーへの参加というのも、致命傷にならない程度の自己への投資、小さなテスト(実験)であると捉えています。
今回のセミナーでは、ビジネスにおいて気をつけるべきこと、挑戦するといいことも学べました。
というわけで、判断をする時には、すべて自己責任でできるようにするということ、
その理由、どうやって、ということを、今回のメルマガでお伝えしました。
ぜひ今回の内容を活用して、幸せな生活を送っていってくださいね。
有難うございます。