英語を正しく理解するためには、数学の知識も必要?
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「結果・目的は、手段を正当化する。」
という格言が英語圏にはあります。
英語のオリジナルの表現は
The end justifies the means.
です。
この英語の格言に対して、日本語訳は、「うそも方便」という誤訳が当てられています。
このように、英語⇒日本語に翻訳するときに、誤訳が当てるのが、
翻訳業界の中では『正解』とされています。
繰り返しますが、
The end justifies the means.
は、
「結果・目的は、手段を正当化する。」
ということを言っているのであって、
決して、「目的を達成するために嘘をついてもいい」ということを言っているのではないです。
だから、
The end justifies the means.
の翻訳文に、
「うそも方便」という表現を当てるのは、完全に、絶対に間違いです。
翻訳業界のこの闇は、非常に広範囲に深く浸透していて、
英語圏では広く知れ渡っている真理真実が、
日本語の領域には伝わらないようなビジネス構造になっているんですよね。
そういうことを理解している翻訳者であっても、
それが間違っているということを堂々と発言する人はいません。
翻訳業界の『常識』を逸脱すると、『破門』されて、仕事がもらえなくなるんですよね。
そういうビジネス構造になっているのが現状です。
でも、はっきり言って、裸の王様じゃないですか。
「実際には存在しない「服」が、『教育を受けた』我々には見える」と彼らは言っているのですから。
それに、主語と述語が逆になっているにも関わらず、
堂々とそれを『正解訳』としている翻訳も非常に多く見受けられます。
数学の包含関係、命題の真偽に関する逆、裏、対偶という関係が全く理解できていないと
そういうことになります。
犬は哺乳類である。
これは、正しい。
でも、主語と述語を入れ替えて、
哺乳類は犬である
というような文章を書いて、翻訳文として受け入れられていることが日常茶飯事になっています。
逆は必ずしも真ならず。
ですね。
英語を正しく理解するには、
数学の正しい理解も絶対的に必要不可欠です。
特定の分野をきちんと理解するには、専門外の領域の知識も必要です。
真理真実を理解して、効率的に資格試験に合格し、学んだすべてのことを総合的に活用していくようにしましょう。
成功するためには、狭い門を通って行く必要があります。
広い道は、滅びにつながっているからです。
正しいことはいつも少数派です。
少数派だからといって正しいとは限りません。
ユダヤの法則(78:22)あるいは、パレートの法則(80:20)にもあるように、
より重要なことは、少数派が握っているのです。
資格試験勉強もそうです。得点源になる8割は、試験範囲の2割から出題される傾向にあります。
より重要なことを見極めて、原理原則を意識していきましょう。