潜在意識を利用した読書で頭がよくなる?
目安時間
5分
【潜在意識】というと、怪しげなまがい物という感じがするかもしれません。
「ああ、あの手の話ね。『なんでもポジティヴに捉えれば、それが叶う』みたいな?」
そういう感じで受け止められることがあるのですが、
でも、今回は、怪しげな話をしたいのではないです。
【潜在意識】というのは、色々な定義がありますが、
意識していない中で、脳みそはその情報に関して処理をしているというものです。
潜在意識の対義語は顕在意識です。
例えば、
「英単語を1日10個覚えるぞー!」
って、意識して単語帳を作って覚える努力をしているような場合、それは、顕在意識で行動しています。
ただ、それを覚えようとしているときに、顕在意識が行動に強烈な影響を与えているということです。
何倍ぐらいの影響力があると思いますか?
一般的に、顕在意識の1万倍のチカラを潜在意識は持っているといわれています。
それゆえに、潜在意識を活用して、頭を良くして、資格試験にも楽楽合格しましょうということを、今回のメルマガでお伝えしたいと思います。
というのも、私が学校に行く前、あるいは小学校低学年のころ、私の部屋には、図鑑と百科事典がありました。
図鑑と百科事典のセットで、30万円はしましたから、当時の貨幣価値としては、かなり値段の高い出費だったと思います。
ビル・ゲイツというマイクロソフトの会長も、子供の頃、百科事典を最初から最後まで読んでいたということです。
私も、図鑑と百科事典を事あるごとに、何度も見ていました。
特に何かを覚えようとして読んでいたわけではないです。
でも、それで、化学がとても好きで得意になり、結果として薬剤師になり、
京都大学大学院理学研究科の化学専攻の入試に受かって、理学修士号(マスター)を取って卒業し、
今でも、化学を教えながら、コンサルティングサービスを提供しています。
これに対して、妹の部屋には、なぜか国語の問題集が並んでいました。
それで、妹は、国語の問題集をひたすら解いて、めちゃくちゃ国語が得意になりました。
そうして、妹は、阪大の博士号を取って語学を教えています。
学位でいうと、私は修士号(マスター)で、妹が博士号(ドクター)なので、妹に負けてる(笑)。
私も妹も、どちらも、特に何かを学ぼうとか、覚えようとかいう意識無しに、
家にある本をパラパラめくって見ていただけで、
入試や資格試験の結果らくらくと合格していっているのです。
顕在意識として、学校や塾で教わるときに、幼少期に読んだ図鑑や百科事典の内容と、常に潜在意識と結びつけているのでしょう。
なので、潜在意識を活用するために、
「理解しよう」とか、「覚えよう」とか気負うことなく、とりあえず、本をペラペラめくって見てください。
それは、必ずあなたの学習にポジティヴな影響を与えます。
ナポレオン・ヒル宜しく、本当に思考は現実化します。
心に満ち溢れていることから人は語りますから、
頭に入れる情報を、正しく良質なものとしていきましょう。
なにかに取り組みたいと思っている分野の本がありますよね?
できれば、紙で印刷された書籍でパラパラめくりましょう。
電子書籍も無いよりかはいいのですが、
潜在意識に情報をガバガバ入れ込んでいくという意味においては、
圧倒的に紙の書籍の方が有利です。
紙の書籍だと、1冊数秒で全体を見通すこともできますよね?
電子書籍では、それができません。
紙の書籍を、別に理解しなくていいという気楽な気持ちで、ページをザザザザザーとめくってみてください。
私がいくつもの国家試験に合格するために受験勉強したときも、この方法を使用してきました。
身の回りの本の一冊から今すぐ初めて見てくださいね。
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