記憶に残る読書法とは?素速く7回読む?じっくり?

目安時間 3分

内容を記憶して覚えておきたい文書を読むとき、どのように読みますか?

大きくわけて、2通りのパターンがあると思います。

一文字も漏らさないように、じっくりゆっくり読むというパターンと、

素速く何度も読むというパターンの2種類あります。

あなたはどちらですか?

脳科学的には、速く何度も読んだほうが効果的であるということがわかっています。

なぜ何度も読んだほうが記憶に残りやすいのでしょうか?

それは、記憶のメカニズムにあります。

記憶すべきか、忘れるべきかを判別している脳の器官があるのですが、

それは、「海馬」と呼ばれています。

海馬は、脳に入力されてくる刺激に対して、
記憶しておくべきかどうかについて、取捨選択装置として働いています。

海馬は、同じ情報を7回短期間のうちに浴びせられると、
この情報は、自分が生きていく上で欠かせないものだ、と判断して、
できるだけ脳みそに留めておこうとします。

コンピューターでいうところの、短期記憶(メモリ)の情報を
ハードディスクやSSDにためておくようにするのに似ています。

この脳科学的知識を応用すれば、覚えたい内容のかかれた文書を読む場合、
短期間のうちに7回読むようにすると良いのです。

具体的には、最初の一回目は、本の目次、まえがき、あとがき、帯をしっかりみたあとは、
ざーっと流し読みで読むといいのです。

そしてすぐに2回目読みます。

ここで、気になった所が必ずでてくるでしょう。

3回目は気になった箇所を重点的に他よりはスピードを落としてもいいので、読みます。

そして、本を最初から最後まで、4,5,6,7回目読めば、

同じ時間を使って、じっくり読んで1回しか読まないよりも、遥かに記憶に定着するのです。

もちろん、本の文字数によりますが、一般的なビジネス書の場合、1冊30分あれば読めることも多いので、
是非この方法で読んでみてください。

この7回読み読書法、本当に効果絶大なので、是非試してくださいね。

どんな結果が得られた等のお便りもお待ちしています。

最後までお読みいただき、有難うございます。

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リオンは、京都大学大学院 理学研究科を卒業し、社会人のクライアントに、すぐに稼ぎに繋がる勉強を教えるコンサルティングをしています。

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